約 957,742 件
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/5.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/9.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/77.html
どれだけ前日の部活で疲れていても、 土曜日の朝は絶対に早く目を覚ます自信があった。 隣町のケーキ屋「メイプル」で一日に30個限定でしか作られない 特製ショートケーキを買うためなら、 筋肉痛の体で10キロ自転車をこぐことも 開店1時間前から行列に並ぶことも全然苦にはならない。 それだけメイプルの特製ショートケーキは、反則的においしいかった。 (でも……今日は、並ぶ人がいきなり増えたような……) 最前列にいる金髪の不良の人と目が会いそうになって顔を背け、 こそこそと行列の最後尾に並ぶ。 あの不良の人は常連さんで何度か顔を見たことがあるが、 彼以外で列の先端にいる人はほとんど知らない人ばかりだった。 口コミで有名になってきているのだろうか? だとしたら朝起きる時間をもっと早くしなくちゃいけないかな。 ため息を吐いていると5人ほど先に並んでいた 見知った顔の女性が話しかけてきた。 「小川さん、危なかったですね~。ちょうどあなたの場所が30人目ですよ」 「あ、安藤さん、おはようございます」 眠たそうな目を擦る彼女の名前は安藤優梨。 まだこのお店の行列がこんなに長くなかった時に知り合った、剣道の先輩だ。 その日は今日のように午後から部活があって、 ケーキを買った後家に帰って着替える暇がなかったので 制服で竹刀を持ったまま行列に並んでいたら、 安藤さんに声をかけられた。 高校と学年は違っても同じ部活をしていてケーキ好き (正確には安藤さんはスイーツ全般が好きらしい) という共通点のおかげですぐに意気投合し、 今では週に何度かメールをやり取りするぐらいに親しくなっていた。 「どうも全国ネットのテレビ番組でここのことが紹介されたみたいで、 今日は特に行列が長くなったみたいです。危なかったですね~」 あたしの後ろに店員さんが『本日特製ショートケーキ売り切れ』 と書かれた立て札を置くのを眺めながら、 ちょっぴり顔を斜めにした安藤さんが欠伸をした。 オレンジのノースリーブセーターの端から伸びた二の腕や 若草色のプリーツスカートの下から除く白く細い足には スポーツをする人らしく均整の取れた筋肉がついていて、 露出は抑えられているのにすごく健康的でどこか大人びた色っぽさを かもし出している。 そんな安藤さんが成明の制服を見てますます首を斜めにかしげる。 「おや、今日も午後から部活ですか?」 「ええ、多分走り込みをさせられるかと」 「へー、それはご苦労様ですね~。 ここへの往復だけで結構な運動でしょうに」 「でも、その分運動後ケーキをおいしく食べれるんです」 「ふふふ……」 にか~~と、彼女が笑った。大きな目と端正な顔で笑いかけられると、 同性なのに思わずどきりとしてしまう。 「あの……何かおかしなこと言いました?」 「いえいえ……ただ、少し前まで小川さんが部活のことを喋る時は いつも愚痴か悩み事ばかりだったので…… 随分楽しそうに部活のことを話すようになったなあと」 「ああ、……確かにそうでしたね」 部活は苦行以外の何物でもなかった。 あの時彼女と出会うまでは。 「今も、好きかどうかはわかりませんけど。 でも、部活をするうえでの目標ができたんです」 「それはそれは。いいことだと思いますよ」 それからは部活の先輩のことや、好きな音楽のことや、 学校で起きた面白いことなど他愛のない話をして時間をつぶした。 いつものように楽しい時間が過ぎ、 いつものようにおいしいケーキを買えるはずだった。 あの時事件が起きなければ。 「それでそのなくなったメガネがどこにあったかというと…… なんだか前がうるさいですね~」 おしゃべりをやめ前を見ると、列の最前列で あの不良の人とどこからか現れた中年の女の人が何か言い争いをしていた。 「……どこに目をつけてるの?」 「……だから、こんなものゴミと間違えるだろ?」 10メートル以上離れた場所まで聞こえる争い合う声は、 二人の興奮に比例してだんだんと大きくなっていった。 「朝っぱらから元気ですね~。うざいぐらいに」 「安藤さん、聞こえちゃいますよ!」 慌てて安藤さんの口を閉じさせようとした瞬間、 いきなり不良の人がこちらを指差した。 「あ、あの、ごめんなさい」 その剣幕に気圧されて何が起きているのかも分からず小さな声で謝ったが、 彼は大声で女の人にまくしたてた。 「あの子がかわいそうだろうが!」 それが、彼――清村さんと始めて言葉を交わした瞬間だった。 「そんなこと言われてもあの子が並ぶより先に 私がここに荷物を置くのが早かったんだから あの子がケーキを買えなくなるのは当たり前でしょう」 「だからさあ、めちゃくちゃだろう。荷物置いてたって こんなビニール袋ひとつ置いてただけじゃ誰も気づかねーっての」 不良の人が指差すアスファルトの上を見ると、 拳骨サイズのコンビニ袋がちょこんと置いてあった。 ぱっと見ゴミだと思ってもおかしくない大きさだ。 「どうやらあのおばさん、開店まで列に並ぶのがめんどくさくて 袋ひとつおいてどっかに行ってたみたいですね。非常識な」 安藤さんがやれやれとため息を吐く。 「だいたいなあ、一度トイレに行くぐらいならすぐ戻ってこれるだろ? 俺が見てた限りあんたは2時間近く列に並んでなくて、 それでいまさら列に堂々と割り込もうなんざちょっと常識がなさすぎだろう」 女の人は不良のお兄さんを馬鹿にするような目で見上げる。 「あなたのようにふざけた髪の色をした学生に常識をどうこう言われたくはないわ」 「な……俺の髪の色はかんけーねーだろ!」 不良のお兄さんの顔色が見る見る真っ赤になる。 しかし女性は全然ひるまず、大きな鼻の穴をふんと鳴らした。 「大体あの後ろの女の子も……なんだかねぇ、こんな朝早くから学生服で ケーキなんか買いに来て。学校に行く前からこんなとこで油売ってるなんて どうせろくでもない学校のろくでもない子なんでしょ。 全くうちのレイミちゃんの爪の垢でも飲ませてあげたいわ」 (なに言い争ってるんだろう) (なんかあの女の子が悪いみたいだ) (いや、あのおばさんが無茶言ってるだけだろ) (どっちでもいいよ) (もう開店時間過ぎてるぞ) (店員も困惑してるな。さっきおばさんが店員に「整理券配らない店も悪い」って文句言ってたぞ) (早くどっちか折れろよ) といったうんざりするような口調のヒソヒソ声とともに、 列に並んでいた人たちの視線が私に集まるのを感じた。 同時に、私の顔の温度が上がる。 「なんだか、むかつきますねー。……小川さん?」 私のせいで、皆がケーキを買えない。 「あの、安藤さん。私、帰ります」 「小川さんは、悪くないですよ?」 でも。 私がいなくなれば、この騒動も落ち着く。 私は、力なく笑う。 「あの、学校に持っていくもの忘れましたから。 だから、帰らないと」 まるで言い訳するように喋ると、私は振り向いて駐輪場へ向かって駆け出した。 背後から聞こえる不良のお兄さんの叫び声を振り切るようにして。 私はいつだって言いたいことが言えずしたいことができない子だった。 「運動部になんか入りたくない」と言えず流されるまま剣道部に入り、 友達に嫌われたくないから厳しい剣道部を辞められず、 そしてその友達に裏切られた時も何も言い返すことができなかった。 ――少しでも剣道を続ければ、私は変わることができるかもしれない―― 室江高校との練習試合でタマさんに会って、 少しでも彼女に近づきたくて厳しい練習を続けてきて。 あんなふうに強くなれなくても、何も言えなくて何もできない私より、 少しでも強くかっこよくなれるかもって思った。 (でも、結局私は――) 何も変わっていない。 何も変われない。 自転車のぺダルがいつもより重い。 ろくに汗をかいていないのに口の中がしょっぱい。 いつもなら一息で駆け上がれる傾斜20度の坂道がまるで壁のようだ。 坂の途中でふらふらとアスファルトへ足をつけた瞬間、大きな手が私の腕を掴んだ。 びっくりして振り向いた私の目の前にいたのは、さっきの不良のお兄さんだった。 顔がさらに真っ赤になって全身汗だくで、私の物よりふた周りは大きい自転車にまたがって、 彼はぎろりとこちらを睨んだ。 「へー、ふへぇー、よ、ようやく捕まえ、ぐふぇっ、ぐへっ」 咳き込みながら何事か喋っている。よく聞き取れないけど。 どうやらかなりの全力疾走で自転車をこいできたみたいだ。 「あ……あの…………」 わけがわからなくて言葉の出てこない私の腕を掴んだまま、 彼は私に自転車を降りるよう促した。 そのまま私は彼に半ば強引に引っ張られて、近くの公園のベンチに腰を下ろしていた。 30センチも背の高いよく知らない男の人に連れて行かれて 悲鳴ひとつ上げなかったのは、今思えば自分でもかなり危なっかしいことだと思う。 でも、昼の明るい時間と「メイプル」での彼の行動が、 私の中の彼に対する恐怖心を少なからず鈍らせていたのかもしれない。 それとも彼は私に理由ない暴力を振るう人ではないと、 あの時本能で悟っていたのだろうか。 「ほら、これ」 お兄さんの差し出したケーキの箱に、私は目を丸くする。 「あの……」 「食えよ」 箱をがさがさ開けながら、どこから取り出したのか ナイフとフォークを差し出しながらお兄さんは続ける。 「え、そんな、そんなの貰えません!」 「駄目だ。むしろ食わなきゃいけないんだよ」 「え……?」 「あのなあ、この特性ショートケーキはなぁ、 ちゃんと価値のわかる人間か、 それなりに対価を払った人間が食わなきゃ駄目なんだよ。 一流ホテル御用達メーカーの超高級クリーム。 フランスの本場レストランで修行したパティシエが作った最高のスポンジ。 有機栽培で一つ一つ丹念に作られたイチゴ」 なんか説明しているお兄さんの目がきらきらと輝いてきた。 よっぽど好きなんだな、特性ショートケーキ。 「とにかくだ、そーいうもんはちゃんと甘い物好きで 毎週買いに来る人間こそが食うべきだ。食えるべきなんだ。 それをあのばばぁテレビ見て来たんだろーが とにかくいちゃもんつけて俺の髪を馬鹿にしたり おとなしい子供をろくでもないとか言ったりふがあああぁぁぁぁ」 「あ、あの、落ち着いて、ふむぅ」 いきなり口の中にケーキの切れ端を突っ込まれて、私は目を丸くした。 だけどそれは一瞬で、私の口内に広がる甘美で芳醇なケーキの味に、 今までの態度を翻し私はゆっくりとそれを咀嚼する。 ああ、美味しい――――。 「な、うまいだろ」 私の口の中にフォークとケーキを突っ込みながら、お兄さんが笑いかける。 この味には、逆らえない。逆らいようがない。 それだけメイプルの特製ショートケーキは、反則的においしいかった。 「だから、遠慮すんなよ」 でも今日の特製ショートケーキは、いつものより もっともっと美味しい気がするのは、私の気のせいだろうか? 「中学生は高校生の言うことを聞いとくもん」 思わず私は口の中のショートケーキを噴きだしてお兄さんのせりふを止めてしまった。 「……っ、あの、よく間違われますけど、私は高校生で……」 目の前で私の噴きだしたケーキまみれになったお兄さんの顔を見て、 私の頭はお兄さんの顔より真っ白になった。 おいしいケーキと苦い恋-2
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/89.html
道場の床の上に組み敷いたタマちゃんの顔を正面から見つめ、僕は固まった。 「ユージ君……私とそういう事、したかったんだ」 いつもの無表情で、だけど頬だけ赤らめて呟くタマちゃんを見て、 僕は思わず彼女を押さえつけていた腕の力を緩めてしまった。 だけど……タマちゃんは、ついさっきまで激しく抵抗していたはずの彼女は、 もうそんなそぶりを見せる事はなく、それどころか―― 「……ユージ君」 「えっ……ん!?」 ――僕の首に両腕をかけて抱き寄せ……いわゆる、その、キスを、してきた。 「……ん」 「…………」 彼女を押し倒して僕の物にしてやろうという邪な決意が、彼女に吸い込まれて いくかのように、僕の中から消えていく。 代わりに胸を満たしていく、驚きと……愛しさ、って言うのかな、これは? 「タマ、ちゃん……」 「……初めてだから、変な感じ」 「えっ!? ……キス、するの?」 「うん。ユージ君は?」 「……僕も、だったり」 「嬉しいな」 「えっ!?」 「ユージ君の初めて……貰っちゃった、えへ」 僕は驚いてばかりだった。タマちゃんに、驚かされてばかりだった。 いつもそうだった。それは、どうやらこんな事をしている時でも、変わらないらしい。 あんな風に乱暴に押し倒されたっていうのに……なんで、こんなに優しいんだ? 邪な心に囚われていた自分が、まるで何かに操られていたかのように思えて、 改めて本当の自分の気持ちを考えて……。 「……ごめん」 気づけば、僕は謝っていた。 「なんで謝るの、ユージ君?」 「だって! タマちゃん、嫌だったろ!? こんな風に乱暴に、その……犯されそうに、なって」 「……ううん」 「えっ!?」 「私だって、そういう事……したいと……思う事あるよ?」 「タマちゃん……も?」 「……うん、私も」 タマちゃんの顔に、恥じらいが浮かぶ。 顔を真っ赤にして恥ずかしがりながら、だけどはっきりと、彼女は言った。 「それに……その相手がユージ君だったらいいかな、って思う事も」 本当に、驚かされてばかりだ。 「それって……つまり……そういう事?」 「うん」 顔を真っ赤にして恥ずかしがりながら、だけどはっきりと、タマちゃんは頷いた。 「………………」 「………………」 顔を見合わせて、僕らは黙った。多分、僕の顔も真っ赤になってるんだろうな。 「……できれば、優しくして欲しい、かな」 「え、あ?」 「……するんでしょ、ユージ君?」 「あ、う、うん」 促されるがままに、僕はタマちゃんの肩を抱いた。 細くて華奢なその身体を腕の中に感じながら、どうして僕はこの身体をめちゃくちゃに してしまいたいなんて思ったんだろうと後悔し、そうせずに済んだ事を安堵していた。 「ユージ、君……」 「タマちゃん……」 互いに互いの身体に手を伸ばし、抱き寄せ、顔が、唇が近づいて―― 「宮崎さーん、いますかー? 今日も自主れ」 ――いった所で、道場の入り口が勢いよく開かれる。 「ん……っ!?」 「あ」 「……東、さん? あの、これは……」 目撃どきゅーん。 「わ、わたしは何も見ませんでしたぁぁぁあ、お、お、お、お邪魔しましたぁあああ!!」 「あ……」 東さんは、慌てて走り去って行った。こけながら。 「あちゃー」 「どうしよう、ユージ君?」 「……やっぱり、ちゃんと言っとかないと駄目かもね、部長や先生にも」 「部公認?」 「あはは……そうだね」 結局、その日はそこまでで終わり―― その後、僕らが結ばれるまで随分と長い時間がかかることになったんだけど、 それはまた別の話、という事になる。 タイミングって大事だよね……。
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/86.html
何時見ても幼い体つきだ 珠姫にSEXはまだ早いように思えるので 無理強いはせず、毎夜両手でシテ貰っている。 いや、むしろ一生懸命に擦る珠姫を見ながら 果てるのも悪くない。 珠姫「U字君…こうすると気持ち良い?」 裏筋を親指で搾る様にしごいてくる。 珠姫には色々と技術を教えた。 だから当たり前のように気持ち良いのに 確かめるように聞いてくるのは自信が無いのか、 それとも解ってて俺の反応を観ているのだろうか。 「良かった…」 と微笑む珠姫に無用な勘繰りは消し飛ぶ。 負けじと珠姫の女性器に指を這わす。 小さいワレメに似合わず指を包み込む陰唇に 火傷しそうな熱の愛液が絡み付く。 珠姫「んあっ…あぁっ…」 快感とそれに対する不安で体が震え、 息づかいが荒い。 それでも両手の動きを止めることはなく 不安を払おうと、すがる様に更に強く絞ってくる。 お互い立ち膝で向かい合い性器を刺激しあう。 喘ぎ声も半分啜り泣きになってきた。 珠姫「ごめんなさい、イクとまたオシッコでちゃう…」 「かまわない」と言い、左手を珠姫の腰に回して支え 昇天と放尿を促す。 楽な体勢になった珠姫は 「手でごめんね、次はきっと最後まで頑張るから…」 腰は己の発言で興奮したかカクカクと震えだし、愛液は 音を立てる程溢れている。 イキそうだ。 珠姫は泣いていた。 珠姫「っ…きちゃうっ…やぁぁっ!」 ここぞとばかりに自分も腰を動かし、 しごいている両手を珠姫の顔に持っていく。 「珠姫でイクのをよく見るんだよ」 珠姫「う、うん。イって欲しい、気持ち良くなって ……っでちゃう、オシッコでちゃうぅ…!」 珠姫「ふぁぁ…イクっ!全部でちゃうっ!~~~ゃぁぁ~~~~」 勢い良くオシッコが吹き出すやいなや自分も果てた。 が、イク瞬間を見てくれなくて拗ねた自分は 意地悪して少し口の中に射精した。 珠姫は魂まで放出したかの様にぐったりしている。 力が入らないようだ。 体をティッシュで拭いてあげる。 珠姫「イク度にオシッコもらしちゃって恥ずかしくて 最後まで出来ないかも…」 と落ち込む。 徐々に我慢は出来ればいいよ、SEXも。とフォローしたが 申し訳なさそうにするので じゃあ今度からはお尻でして見ようと言うと、 躊躇いながらコクンと頷いてくれた。 ここから本格的に珠姫を調教する日々が始まる。
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/72.html
今夜のたまちゃん 胸が無いのはステータスと言う アニメキャラがいたけど 私はそんな短絡に考えられない。 やっぱり、おっぱいは欲しい… だから寝る前は牛乳飲んで胸を揉むのが日課。 「ぁ…ぅ……んくっ」 段々と気持ち良くなると、 結局オナニーになる。 想う人はいない。 よって私のソレは初めて性器を悪戯して 興奮する子供と似た行為。 だから私は子供おっぱいなんだ… 「…やっ…こんな小さいのに、いっぱい感じる……」 Hな自分が怖い。 「ぃくっ……ぃやっ…やぁぁぁ!」 いつか、好きな人が出来てこの胸が膨らみますように……
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/65.html
身も蓋も無いことを言えば。 もとより性欲などというものは子孫を残すための「本能」なのであって、人間のメカニズムの一つにしか過ぎない。 それは自分の遺伝子を遺し、種を途絶えさせないためのもの。 だから逆に言えば、その種が永遠に滅びないと言う確証さえあれば、性行為は必要ないことになる。 現実にそれはありえないことだ。すべての命には終わりが来る。 それはこの世界に生きる全てのものに適応するルールなのだから。 けれどそれから外れたものがいるとすれば、それからは性欲は排除されるのではないか。 そう考えて、ティトォは自分から性欲が消え失せた事を納得した。 それまでに数年掛かった。納得し、受け入れるまでの期間。 わかってはいるが、普通の身体ではないということは、そう言う点でも堪えた。 他の二人に直接尋ねる事は出来なかったが(というか出来るはずが無い)、 恐らく彼女らも同様だったのだろうと推測出来る。 己が永遠に生きるのならば子孫は必要ない。 その上、特殊な――――他に類を見ない身体の構造をしているからである。 星のたまごの影響も絡んでいるのだと思う。 けれど、どうしてだろう。 自分の下で赤い顔をしているリュシカを見ながら、ティトォは自問した。 どうして今更になって、それをしたいなどと思ったのだろう、と。 「・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・」 お互い黙ったまま、視線を合わせようともしない。 世界一の大国、更にそのお城の中にあるベッドは、肌触りがよく心地いい。 しかし今の彼らにそれを味わう余裕などなかった。 (どうしよう) そもそもどうしてこうなったか。他愛も無いことだった。 お互い好意を抱いている男女が行き着く先としてはごく当然のものと言える。 更に、いつまたあのヨマのような強敵が襲ってきて、いつ誰が死ぬと解らない、そんな不安な状況。 先の見えない現状で、急ぐように求めてしまった。雰囲気に流されてしまった。 シャワーを浴びてベッドに入るまで、その雰囲気が冷めなかったほうが奇跡なのだ。 そして今、麻痺していた思考が復活した。 (・・・・どうしたらいいんだろう) ティトォは額に汗が浮かんでいるのを感じながら逡巡する。 焦っているのが自分でも解った。こう言う時に限って知識は思うように働いてくれない。 ――――知識はあれども実践していないのだ、どうすればいいのか解る筈もない。 薄暗い闇の中で、白くリュシカの肢体が見える。 それだけで既に自身は疼き始めていた。百年間微動だにしなかったものが。 何で今になって、とティトォは必死に考えたのだが、答えは見つからない。 強いて言うなら、星のたまごの不調の一種だろうか。マジックパイル実験の影響だろうか。 それとも――――、 「・・・・・・・あの」 「はっ、はいっ!?」 急に破られた沈黙に、必要以上のリアクションで答えてしまう。 リュシカは先程よりもずっと赤い顔をしていた。胸の上で手を軽く組んでいる。 顕になっている胸部を隠そうか隠すまいか、悩んでいるように見えた。 「・・・・・やっぱり、やめませんか?」 「・・・・・な、なんで」 「なんだかはずかしい・・・・・・じゃなくて、・・・・・・まだ早い気がして」 そう言うとリュシカは顔を逸らす。髪の間から見えた耳元は、頬よりも赤い。 言葉どおりに恥ずかしがっているのだろう。 だが、それはティトォも同じ事で、――――早いと思うのも同じことで。 「・・・・・・そうかな、やっぱり・・・・」 「・・・・・」 リュシカはまた黙ってしまう。言葉を出すことすら勇気がいった。 けれどここでやめたならそれこそ中途半端だ。 恥ずかしいし、早いかもしれないけれど、それでもここでやめたなら、明日からどんな風に顔を合わせればいい? 「・・・・・怖い?」 敢えて、真っ直ぐ目を見ようと試みた。言葉を受けて、リュシカはすぐさま首を横に振る。 「そういうことじゃ、ないんですけど・・・・・ティトォさんなら大丈夫だって思いますし」 経験がないという旨は、みっともないながらもすでに伝えてある。 だからこの場合の“大丈夫”はつまり“優しくしてくれる”という意味の言葉だろうと推測できた。 そう思ってくれているのは嬉しいのだが、 「・・・・・嘘でしょ」 ティトォが言うと、リュシカがばつの悪そうな顔をした。 怖くないはずが無い。未知の領域に入る際に怯えるのは当然の事だ。 ややあって彼女は視線を逸らし、本当に小さく頷いた。 目を凝らしていなければ解らないほどの、とても小さな肯定だった。 「怖いです」 「やっぱりね。ぼくも怖いよ」 「・・・・・じゃあ、やっぱり」 二人の視線が交差した。 しかし、リュシカの目に映ったのは、――――意地の悪そうなティトォの微笑み。 「でも、やめない」 そう言うと、何かを言いかけたリュシカの唇を、唇で塞いだ。 不安そうな彼女の顔を見ていたら、あれこれ考える必要はないと、思ったのだ。 というよりか、あれこれ考えている暇はないと思った。 自分のほうがずっと年上なのだから、導いてやらねばならない。 例え何もわからなくても。 「ん、」 唇を重ねながら、組まれた手を解く。 ほんの僅かな抵抗があったが、すぐに胸部が顕になった。と言っても、目を瞑っているから見えないのだが。 こうなったら手探りだ。滑らかな肌の中で、特に柔らかい―――が芯のある場所に到達する。 リュシカがびくりと背中をしならせた。 「ふぁ」 息を吸おうと僅かに離れ、開いた口に、ティトォは舌を滑り込ませる。 リュシカは反射的にシーツを強く掴んだ。 左手で身体を支え、右手で胸を撫で、舌は休むことなくリュシカの口内を蹂躙していく。 溢れた雫が口の端からこぼれた。 取りあえずはこうして性感帯を刺激していれば、性行為は成り立つ―――らしい。 ティトォは自分の情けなさに辟易する。100年生きてきた中で一番焦っている気がしていた。 「ふ・・・・」 息が苦しいのと、頭がぼうっとしてきたので、唇を離す。銀糸が伸びて直ぐに切れた。 リュシカは肩で息をしている。 少しやりすぎたか、と思ったのだが、リュシカの表情はどこか穏やかな色を含んでいた。 だが直接触っている部分を見る勇気―――というか気概はない。 見ないまま、妙に硬くなってきたその部分に違和感を覚えて、何となく摘んでみた。 「ひあっ!」 「え?あ、痛い?」 「い、いえ・・・・そうじゃない・・・・んですけど・・・・」 リュシカはそれきり、顔を真っ赤にして黙ってしまった。 ティトォはどうしていいものか暫し悩んだのだが、痛いのでなければ大丈夫だと判断する。 掌全体で乳房を押し上げると、リュシカが悩ましげに息を吐いた。 声があがらないのにちょっとだけ不満のようなものを抱いて、もう一度、硬くなった頂点を摘み上げる。 「んっ」 ――――どうやらここが敏感らしい。ちょっと悪い気もしたのだが、ティトォは摘み上げたそれを擦ってみた。 「ふ、んんっ」 どうしてだか、その声をもっと聞きたいと思った。 右手を彼女の頭の脇に置いて、今度は左手で、左胸を弄る。 天辺の柔らかい場所に指を這わせば、リュシカは震えた吐息を吐き出した。 「リュシカ、・・・・声、我慢しなくていいよ」 リュシカは首を横に振って拒否する。 「・・・・・恥ずかしいです」 「もうとっくに恥ずかしいことしてるじゃない」 「・・・・・でも・・・・・いやですょ・・・・・」 リュシカの気持ちは解らないでもない。 だが、ティトォとしてはその声が聞きたくて仕方がないのだ。 だからちょっとずるいと思いながら、リュシカが油断している間に、左手で硬くなった天辺を摘み上げた。 「んあっ!」 案の定、声があがる。自身が疼くのを感じた。 左手でこりこりと硬くなった部分を弄りながら、今度は舌で右のそれを刺激する。 理性などどこかに吹き飛んでしまったようだった。 「うぁ、ティトォさ、いや、あっ!」 リュシカの手がティトォの左手と肩を掴むが、力が抜けているのか弱々しい。 「や、んっ、・・・・・うんっ」 リュシカの声はティトォの愛撫にあわせてあがる。 それはどんどん艶やかになっていき、彼を膨張させるには充分だった。 ひとしきりその声を堪能したあと、ティトォは自身がもう抑えられないことを悟る。 荒い息をしているリュシカと目を合わせた。 彼女の表情は蕩けていたが、その中にどこか拗ねたような色を滲ませていた。 しまった、と、どこかに行っていた理性が戻って来る。 「・・・・・リュシカ、・・・・・えーと、ごめん」 「・・・・・ひどいです・・・・・」 「う・・・で、でもほら、可愛かったよ」 フォローのために言った言葉は、更にリュシカを赤くさせてしまう。 リュシカはぷいと視線を逸らそうとし、暗闇の中になにやら赤黒い物体を見つけた。 彼女の太腿の辺りに、それは浮いている――――ように、見えた。 「・・・・」 「・・・・リュシカ?」 「・・・ティトォさん、それって」 「え」 リュシカが指さしたほうを、ティトォが見やる。 そして次の瞬間、 「うわああああ!」 ティトォは素っ頓狂な声を上げて、慌てて手でそれをリュシカの視界から覆い隠した。 いつのまにやらとんでもなく膨張してしまっていたのだ。 意識してしまえば、我慢の限界が近いことがわかった。 リュシカはそんな彼をきょとんと見ていた。 が、位置関係やティトォの慌てぶりから、彼女なりに考えて答えを出した。 そして、赤面した。 「ちっ、違うんだよリュシカ、これはそのえーと」 「・・・・意外と・・・・」 「へっ?」 「い、いえ!何でもないです!」 素直な感想を言いそうになった自分を律し、リュシカはひきつった笑顔を見せた。 二人はしばし気まずい空気の中に身を置いていたのだが、――どうにかしなければならないのだ。 ここまでしたからには続きが必要である。 沈黙を破ったのはティトォだった。 「・・・・い、・・・・・いれて、いいかな」 単刀直入な言葉にリュシカは僅かに怯んだが、 「い・・・いいんじゃないでしょうか」 「だ、大丈夫?」 「たぶん・・・・」 頼りない返事である。 それでも、もう挿れない限りは収まりそうにも無かった。 そもそもこの行為は、それを目指して行ってきたものではなかったか。 「・・・じゃあ」 言って、ティトォはその場所へと手を伸ばした。リュシカがあれっという顔をする。 「ティトォさん、・・・・・それ・・・・じゃ、ないんですか?」 「う、うん。いきなりこれは心配だから」 傍から見ていると訳の解らない会話である。 リュシカは小さく頷いた後、再びシーツを強く掴んだ。恥ずかしさで死んでしまいそうだ。 ティトォはティトォで、恐る恐る手を伸ばしていった。 茂みに手が触れると、リュシカの腰がびくりと震える。 そして意を決して、更にその下まで這い進んだ。 「・・・ふ・・・・ん・・・・」 触れた彼女の秘部は、充分に湿っていた。ぬるりとした液体が指に纏わりつく。 これがいわゆる挿入の際の潤滑油として役割を果たすのか、と安心感を抱く。 指を動かすたびに水音がして、それが更に彼を掻きたてた。 リュシカは真っ赤な顔で、やはり耐えている。 入り口と思しき場所に辿り着いた―――――と、何か突起を見つけた。 ふと抑えがたい興味が湧いて、そこを撫でてみる。 「ひゃあっ!!」 胸を弄っていたときよりも大きな声があがって、ティトォは驚いて手を離してしまった。 リュシカも自分がどうしてそんな声をあげたのか、よく解らないという顔をしている。 「ごめんリュシカ、大丈夫?」 「へ・・・・・あ、は・・・・・はい・・・・・」 ほっとして、ティトォはまた指を這わせる。今度はそっと、その何かを指の腹で撫でた。 「ひぅっ・・・・ん、あっ!」 くちゃ、と粘着質な音がする。その場所を刺激するたびに、蜜は次々と溢れ出てきた。 もう充分だと思われる。ようやっと入り口に辿り着いて、中指をあてがった。 「あぁ・・・・・あ」 「リュシカ、・・・・挿れるよ」 「は・・・・・い」 入り口とはおおよそ言えないような小さな穴に、半ば無理に中指を押し進めた。 シーツに大きな皺が出来る。柔らかな壁が指に纏わりついてきた。 「んっ・・・・・」 彼女の声には不安が混じっていた。ティトォは軽く呼びかけると、その唇にキスを落とす。 リュシカの力が僅かだが抜けた。 それを確認してから、根本まで入った指を、中で僅かに動かしてみる。 「は・・・あ・・・・・・っ」 先ほどの胸への愛撫とは違い、それは僅かな不安を孕んでいた。 この場所は誰も立ち入った事の無い未開の道のようなものなのだ。 ティトォは知る由もないが、リュシカは自分で挿れたことも無かった。 「ひあ、あっ、ん!」 頃合を見て、人差し指も挿入した。 指を膣内で動かすたびにリュシカは嬌声を上げ、水音が暗い室内に響く。 その間にもティトォの半身は疼きつづけていた。 だがこうしてほぐしておかなければ、リュシカの感じる痛みは大きい。 ――――その不安から、痛いほど張り詰めている自身も耐えられる。 それでも僅かに焦って、二本の指をばらばらに動かしてみた。 「うあっ、あっ、ああっ・・・・・ふああっ!」 リュシカはもう声を我慢しようともしていない。背が弓なりに反って、小振りな乳房が揺れる。 もう充分だ、と考えて、ティトォはそっと指を抜いた。 手は溢れ出した液体で濡れているが気にならない。 そうして、真っ赤な顔をして荒い息をしているリュシカの首筋に口付けた。 白い肌に赤い印がつく。 「リュシカ、挿れるよ」 「・・・はい・・・」 「痛いだろうけど・・・・ごめん」 「・・・ティトォさんが、謝る事じゃないですょ。・・・・大丈夫です」 じくじくと濡れた入り口に、ティトォ自身がぴたりとあてがわれた。 指よりもそれは、一回りも二回りも大きい。 やはりまだ不安はあり、ティトォはベッドの両脇に投げ出されているリュシカの細い腕を見やった。 「リュシカ、腕、ぼくの背中に回して」 「え・・・・だ、駄目です、爪立てちゃいますょ」 「いいんだよ。その方が安定するでしょ」 「・・・・でも」 「傷なら後で治せるから。ね」 汚れていない方の手で、リュシカの髪を梳くと、ティトォは柔らかく微笑んだ。 リュシカは渋ったものの、やがておずおずと彼の背中に両手を置いた。 一方で、百年ぶりにその役目を取り戻しているそれは、今か今かと言うように透明な液を零した。 リュシカの掌の温もりを背中に感じる。 今更ながら、今までで一番近い距離にいるのだと気がついた。 心臓が高鳴る。 ティトォはふと、目を閉じてその時を待っているリュシカの耳元へと口を寄せた。 「リュシカ」 ぴく、とリュシカが頬を震わせた。 自分では駄目なのかとか、一緒にいたいとか、お互いそんな抽象的な言葉しか言ってこなかった。 直接思いを伝えてはいない。それで十分だと思っていたけれど、 ―――何故だか、無償に伝えたくなった。 ティトォはふと微笑んで、大切なその少女の耳元で囁く。 「好きだよ」 弾かれたように開いた目が、ティトォを見た。 潤んだ緑色から透明な雫がぽろりと零れる。驚いたような表情はやがて、幸せに染まっていく。 「・・・・・あたしも・・・・・大好きです」 目を細めて笑う。 リュシカの潤んだ瞳が、橙の小さな灯りを受けて、綺麗に光った。 二人はどちらからともなく、もう何度目かわからない口付けを交わす。 そして、いよいよその領域へと進んでいった。 ず、と狭い入り口に押し込んでいく。 子孫を残せないであろう彼自身。けれども、この行為の目的は何もそれだけではないのだ。 心の底から愛しいと思う相手と、本当の意味で一つになること。 それを幸せと言わずしてなんと言えばいいのか。 「う・・・・・・んっ・・・・」 リュシカがうめく。それの大きさは指の比ではない。ティトォの背中に小さく痛みが走った。 「く・・・・」 押し進めていく方も大変だった。何せかなりの力で締め付けられているのだ。 百年間忘れていた射精欲が一気に高まるのがわかった。 落ち着け、まだ駄目だ、と自身に言い聞かせながら、ゆっくり進んで行く。 「ふぅっ・・・・・う、・・・・んんっ・・・・・う!」 リュシカの声は、苦痛一色に変わっていた。 ティトォが彼女の中を進んで行くほどに背中には痛みがあり、リュシカの声と息は詰まっていく。 「リュシ、カ」 「は・・・・・」 「・・・・・リュシカ、行くよ・・・・・!」 その先には進めなくなっていた。何か薄い壁が行く手を遮っている。 これが文字通り、最後の壁なのだと悟った。 リュシカがぎゅうと目を瞑り、こくりと頷いたのを見、ティトォは一気にそれを貫いた。 「――――い、ああああああああああああああ!!」 ぶち、と嫌な音がしたかと思うと、リュシカが悲鳴を上げた。 同時に、汗で薄まった血がティトォの背中から落ちた。 ひりひりとした痛みは、爪が皮膚を突き破ったためだろうか。 二人が繋がった場所からは、純潔を失った証が零れてきていた。真っ白なシーツに赤色が広がっている。 「はあっ・・・・・・は、・・・・あ・・・・・」 「リュ、シカ・・・・・動、くよ」 突き上げてくるような快感に目眩を覚えつつ、ティトォはリュシカの頬に手を添え告げた。 リュシカの涙が掌に滲んでいく。苦痛の中で、リュシカは弱々しく笑って見せた。 本当は辛いだろうに。ティトォもそれに応えて微笑む。 動かしたら直ぐに達してしまいそうだったが、何とか堪え、ゆっくりと後退した。 「う・・・・くう、・・・・い・・・・たっ・・・・・・」 秘部からは絶えず淫靡な水音が響いている。 半分ほど抜いた後、同じような速度で再び壁を掻き分けて進んだ。 「んんっ、う・・・・う・・・・・んぅっ・・・」 リュシカは下唇を噛み締めていた。涙と汗が混じって、顔はくしゃくしゃだ。 ティトォはそんな彼女を出来るだけ気遣ってやりたいと思っていた。 だが、予想以上の感覚に視界がちかちかとしてしまって、とてもじゃないが意識を散らす事など出来はしない。 単刀直入に言えば、気を抜いたらすぐに出てしまいそうだということだ。 それでもせめて、リュシカが慣れて、楽になるまでは果てまいと決めた。 「リュシカ、・・・・・リュシカ!」 「うあ、ああっ、ティトォ、さ、あたし、あ、こわいっ」 リュシカの腕の力が再び強くなる。 その声から、リュシカの中で何かが変わって来ているということが読めた。 「リュシカ、大丈夫、だよ」 「はあっ、あ、へんなの、あたし、んっ、はぁっ!」 「ぼくも、なんだ、か、う・・・・あ」 リュシカが泣いて縋るたび、膣内は熱を帯びて締め付ける。 同時に、ピストンを繰り返すティトォもその中で更に大きさを増した。 「ひあぁ、あ、ティトォさん、ティトォさ、ああっ、はっ!」 「リュシカ・・・・リュシカ、もう・・・・・あ、うく・・・!」 きつく閉じていたリュシカの目は、いつしか薄く開いていた。涙はまだ流れている。 その瞳が熱に浮かされているのを見て、ティトォは察する――――リュシカ“も”限界が近い。 膣内に打ち付けるたび、粘り気のある水音が響く。 しかしそれも、いつしか高く大きくなっていたリュシカの嬌声にかき消されていた。 そしてその時は唐突に訪れた。 ティトォのそれが僅かにずれ、小さな突起部分を擦った瞬間。 リュシカが背を反らせて、悲鳴のような声を上げた。 「ふあ、あ、あ、ああああああああ―――――ッ!!」 膣内がびくびくと打ち震え、千切るのではないかというほどきつく締め付けた。 限界が近くなっていたティトォが、それに耐えられる筈もなく。 それは抜く暇も与えぬほど速く、あっけなく果ててしまった。 「く・・・あ!」 短い悲鳴を上げると同時に、リュシカの中にどろりとした液体が注がれる。 どくんとそれが射精するたび、リュシカが小さく声を上げた。 やっとの事で全て出し切ると、ティトォにもの凄い虚脱感が襲ってくる。 最後の気力をひり絞って彼女から自身を引き抜くと、這うようにしてリュシカの隣に倒れこんだ。 「・・・・はあ、・・・・は・・・・・・・・リュシカ、大丈、夫・・・・・?」 「・・・・は・・・・なん・・・・とか・・・・・」 リュシカは汗だくで、荒い息の中そう応えた。 天井を見つめる瞳は、相も変わらず昇天があっていない。時折思い出したように、身体が痙攣した。 つい先ほどまで誰の侵入も許したことの無い彼女の秘部からは、白い液体が零れ落ちている。 シーツには赤い染みがくっきりと残ってしまっていた。 ティトォはとりあえず、このままでは風邪をひくと思い、シーツを手繰り寄せてリュシカに掛けてやる。 その後に、躊躇ったが自分も身を寄せるようにして入った。 「・・・・リュシカ・・・・ごめん」 「・・・・? 何がですか・・・・?」 「ええと・・・・まあ、・・・・出来るってことは多分、ないと思うんだけど・・・・」 「何が・・・・で・・・・・」 ことん、とリュシカの頭から力が抜ける。 ティトォの方に顔を向け、そして彼女はそのまま寝入ってしまった。 よほど疲れたのだろう。ティトォは罰が悪いながらもホッとして、額に張り付いた前髪をそっと払ってやった。 そうすると、どっと疲れが押し寄せてきた。余韻に浸っている暇もないようだ。 ――――正直、まだ信じられない。 不老不死で、他の人間と違う自分が、普通の少女と繋がるなどと。 その上―――――と、そこまで考えて、ティトォもことんと寝入ってしまった。 月明かりが部屋を照らしている。 静かな部屋に、二人分の寝息だけが小さく聞こえていた。 目を覚まして、目の前に人が寝ていることに驚いたが、ややもせずに昨夜のことを思い出した。 ティトォは身体を起こして欠伸を噛み殺す。昨夜は夢も見なかった。 このタイミングで夢を見るとなると、アクアやプリセラにからかわれかねないから、それは逆にありがたいことだった。 窓からは柔らかい日の光が差し込んでいた。 部屋に渦巻いていた熱気も、すっかりなりを潜めている。 本当にあれは起こったことなのだろうかと怪しくなった。 「ん」 その時、隣で小さな声が聞こえて、ああやっぱり夢じゃない、と認識する。 目を擦りつつ起き上がろうとするリュシカを、 「ストップ」 と制した。裸のまま起き上がられたら、この明るい部屋ではたまらない。 リュシカはまだ寝惚けているのか、枕の上に頭を戻されて、不機嫌そうな顔で見上げてきた。 が、すぐにその顔が驚きの色に染まる。 「・・・・ティトォさん?あれ?なんでいるんですか?」 「・・・・リュシカ、まだ寝惚けてるね。ほらちゃんとシーツかぶって」 「あ」 リュシカははっと口を開けると、慌ててシーツを口元まで引っ張り上げた。顔が瞬時に茹でダコのようになる。 お約束の反応に思わず笑みを零すと、リュシカは頬を膨らませた。 そんな彼女の髪を梳いてから、ティトォはぽんと頭に手を置いた。 「大丈夫?身体とか痛くない?」 「・・・・ちょっと、その・・・・まあ、痛いですけど、大丈夫です」 「魔法で治せないかなぁ」 「筋肉痛みたいなものだから、無理なんじゃないでしょうか」 「それもそっか。まあ、一応やっとこ」 「ありがとうございます」 枕もとに置いたライターを手にとって、とりあえずは背中の引っかき傷を治した。 すまなそうな顔をするリュシカに、ティトォは大丈夫だよと言って笑う。 「跡も残らないよ。残っても別に気にしないし」 「・・・・ごめんなさい」 「いいってば」 リュシカへも白い炎を移す。 かちりとライターを鳴らして火を消すと、ティトォは躊躇いがちに口を開いた。 「・・・・・それよりも、えーと」 ティトォがこほんと咳払いをするのを、リュシカは疑問符を浮かべて見やる。 ティトォはどう切り出そうか迷っているようだったが、やがて、 「リュシカ」 真剣な眼差しで彼女を見た。 「は、はい」 「・・・・責任はちゃんと取るから」 リュシカが目を丸くした。 「は、はい?」 「自分のしたことにはちゃんと責任持つよ。命が掛かってるし」 「え?な、何のことですか?」 リュシカは真剣な眼差しにたじろぎ、苦笑いを浮かべる。 ティトォは頭を掻きながら、申し訳なさそうに―――それでいて恥ずかしそうに、言った。 「だから、ほら、・・・・・こどもが出来たらって話だよ」 「は・・・・・・・・はいっ!?」 「ぼくは普通の人間と身体の構造が違うから、子孫が残せるかどうかはわからないけど、でも万が一ってことがあるし――――」 「でも、そそ、そんな、一回で出来るなんて、そんなこと」 「だから、万が一だってば」 お互いに真っ赤な顔をしている。 もしこの光景を見ているものがいるとしたら、全員が口を揃えて「け!!」と言うに違いなかった。 冷静に考えれば、不老不死の人間が子孫を作ることが出来るとなると、生態系がめちゃくちゃになるどころではない。 不老不死になるまえに受胎をしたプリセラはともかくとして、だ。 リュシカは少々頭に血が上っているティトォにそれを言い聞かせようかと思ったのだが、何となく、 (別にいいか) と思ってやめた。 「・・・・じゃあ、ティトォさん」 ぺし、と腕を掴む。 「そうなったら、よろしくお願いします」 朝日に照らされて、リュシカが破顔する。 ティトォは内心ほっと胸を撫で下ろして、腕にかかったリュシカの手を、自分の手で握り締めた。 「うん」 「・・・・ティトォさん」 「ん?」 「ずっと一緒にいましょうね」 「・・・・もちろん」 握り締めた手は、昨夜と違ってさらさらと滑らかだ。 朝日の中で、二人は唇を重ね合わせるだけの、淡いキスを交わした。 そうして記念すべき彼らの初夜は、つつがなく幕を閉じたのだった。 おわり
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/2.html
メニュー トップページ 作品保管庫 テンプレ置き場 過去ログ Link 要望など 訪問者数 Today - 人 Yesterday - 人 合計 - 人 Wiki内検索エンジン 検索 更新履歴 取得中です。 @ウィキ ガイド @wiki 便利ツール @wiki
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/50.html
「・・・タマちゃん、少しは落ち着いた?」 あたしは答えられなかった。それどころじゃなかったというのもあるし、全然落ち着いてないというのもある。 どうにか家まで帰ってきたけれど、相変わらず頭がぼーっとしているというか、火照っている。 なんとか着替えだけして、あたしはすぐにユージくんにベッドに押し込まれた。 ・・・お父さんが留守にしていたので、帰ってくるまではとあたしの面倒を見ることにしてくれたのだ。 正直、それはそれでかなり困る。 「うーん・・・なんだろう。風邪? じゃないしなあ」 言いながら、ユージくんがあたしの額に手を伸ばそうとする。 反射的にあたしはそれから頭を遠ざけてしまった。 「?」 ユージくんが怪訝な顔をした。 「ね、熱はないと思うから・・・計らなくても大丈夫だよ」 「そう? ならいいけど・・・でも、顔赤いままだよタマちゃん? ちょっと待ってて、タオル濡らしてくるから」 そう言ってユージくんが部屋を出て行く。そこでようやく、あたしは大きく息を吐き出した。 良かった。ユージくんに触れられていたら、また熱を出してしまうところだった。 ・・・保健医の先生から聞かされた話は、色々な意味でショックな内容だった。 先生はあたしの体に起こっている異変の一つ一つを確認するように指摘して(死ぬほど恥ずかしかったけれど、えっちな漫画を見てしまったことも話した)、その上で、はっきりと言ったのだ。 欲情しているのだと。 ・・・つまり、性的な意味で興奮してしまっているのだと。 性の仕組みなんて保健の授業で聞いたこと以上の知識を持っていなかったあたしは、もう本当に色んな意味でショックを受けた。 当然それをどうすればいいのかわからなかったので先生に聞いてみたけれど、苦笑いを浮かべるばかりで、うやむやにされてしまった。 なんだかユージくんの方に意味ありげな視線を送っていたけれど、それがどういう意味なのかはユージくんもわかってないみたいだった。 あたしは布団の中で寝返りをうった。 ・・・なんだか、落ち着かない。 いや、落ち着かないというより・・・持て余しているような感じだった。 体の中になにか熱が篭もっていて、それが一秒と我慢せずに全身を駆け巡っているような感覚なのだ。 ・・・あ、また。 胸の先っぽと脚の間が、じんじんと痺れてきた。それと頭の中も。 けれど、どう対処すればいいのかがわからなかった。痛いわけじゃないし。そんなところに塗る薬も知らない。 ただ・・・体を動かしたいという欲求だけは、益々強くなった。 体には力が入らないのに、じっとしていられない。体の中の熱を発散したくてたまらない。 でも、どうすればそれができるのかがわからない。 欲情するって、こういうことなんだ・・・本当に、どうしたらいいんだろう。 何度も布団の中で体勢を変えていると、ユージくんが戻ってきた。 「タマちゃん、タオル・・・って、タマちゃん!?」 あたしの顔を見るや、ユージくんが駆け寄ってくる。 「さっきより顔熱そうだよ!? それに息も荒くなってるし! 病院行った方がいいって!」 ・・・こんな状態で病院なんかに行ったりしたら、それこそ恥ずかしさで死んじゃう。 あたしは首を横に振った。 「だ、大丈夫だから・・・病院には、行かなくても」 「でも」 「それより、ユージくん・・・お願い」 熱を帯びた頭で、けれどどうにかあたしはユージくんに言った。 「なんだか、さっきからおかしくて・・・胸、さすってて」 「胸? 苦しいの?」 「苦しいのとはちょっと違うんだけど・・・よくわかんない」 「うん、わかった」 あたしが言うと、ユージくんはあたしの額に濡れたタオルを置いた後、布団の上からあたしの胸に手を置いた。 ・・・全身に、もの凄い衝撃が突き抜けた。びくんと体が震える。 ユージくんはそのまま、ゆっくりとあたしの胸をさすり始めた。労わるような手つきで、更には心配そうな表情であたしの顔を見詰めている。 ・・・けれど、あたしはユージくんの顔を見返している余裕なんてなかった。 ユージくんの掌が胸の先端を行き交う度に、そこから頭へ、そして爪先まで、どうにも言い表せないなにかが走り抜けていく。 「タマちゃん、本当に・・・大丈夫なの? 病院行かなくても平気?」 「あ、ふぅ、う・・・うん・・・」 まともにものを考えられなくなりかけている頭で、それでもなんとか言葉を返すことができた。 ・・・なんなんだろう、これは。頭がぼーっとするどころの騒ぎじゃない。 体中の血液が一滴残らずそこに集中しているんじゃないかと思えるくらい、胸の先が熱かった。まるで今この時だけ、あたしの全部がその一点に乗り移っているような。 「あっ、うっ、んっ・・・」 胸から広がる刺激に頭がおかしくなりそうで、あたしはきつく目を閉じた。 ・・・変だ。もうあたし、なにもかも変だ。 じっとしていられず、体をもぞもぞと動かすと、ユージくんが手を止めた。 「た、タマちゃん? 本当にこんなんで平気なの? なにか薬とか」 「つ、続けて・・・お願い・・・」 ユージくんの言葉を遮って、あたしは懇願するような口調で言っていた。ユージくんは戸惑ったようだったけど、それでもまた胸をさすってくれる。 「あぅ、ん・・・!」 知らず、あたしは歯を食いしばっていた。きっとユージくんからすれば苦しそうな表情に見えるんだろう。 ・・・本格的に、頭がどうにかなりそうだった。さっきよりも明らかに息も荒くなっているし、ユージくんにさすってもらっている胸の先は充血し過ぎて痛みさえ感じるくらい。 「ゆ、ユージ、くん・・・」 熱でどうにかしてしまったのか、あたしは思わずユージくんの名前を呼んでいた。 「なに? タマちゃん?」 ユージくんが心配の籠もった声をかけてくれる。 ・・・その時、なにも考えられなくなっていたはずのあたしの頭の中に、ユージくんの顔が浮かんだ。 ただし・・・今目の前にいるはずのユージくんじゃなく、さっき思い浮かべた方のユージくん。 つまり、あたしに欲情している、ユージくんの顔が。 その瞬間、あたしは太腿の間になにか奇妙な感触が生まれるのを自覚した。 なに? もしかしてあたし・・・漏らしちゃったの? 慌てふためき、あたしは布団の中でそっちへと手を伸ばした。指先をそこに触れさせる。 その途端。 「ふぁ・・・あ・・・あっ・・・!」 触れた場所から全身の至る箇所へと、津波のようななにかが瞬時に広がった。熱だとか痺れだとか頭の中のよくわかんないものだとか、そういったものをあっという間に押し流す。 これは一体なんだろうと、考える余裕すらなかった。 「あっ・・・んっ・・・ユージくん・・・っ!」 なにも考えられない。頭の中が真っ白になる。 「タマちゃん!?」 布団の中でびくびくと体を震わせているあたしを見てか、ユージくんがあたしの名前を呼ぶ。 けれどあたしは答えられなかった。津波のようななにかにさらされたまま、呼吸をすることも忘れている。 ・・・しばらくして、ようやくそれはどこかへ行ってくれた。はあ、と自分でもびっくりするくらいに熱くなった息を吐き出す。 あたしはそのまま数秒ほど、放心したようにぼーっとしていたけれど、やがて目を開けてユージくんの顔を見た。 ・・・もの凄く心配した顔を浮かべて、あたしを見てくれている。 「・・・ありがとう、ユージくん。少し・・・楽になった気がする」 「ほ、本当に?」 ユージくんが表情を変えずに聞いてくるけれど、嘘じゃなかった。 まだいつも通りだなんて口が裂けても言えないけれど、それでもさっきまでのよくわかんない感覚は多少薄れていた。津波と一緒にどこかへ押し流されてくれたみたい。 その代わり、今度は更に体が重く感じるけど。 と、そこであたしは気付き、口を開いた。 「あ・・・あの、ユージくん。その、お願いがあるんだけど・・・」 「うん? なに? まださすってた方がいい?」 「う、ううん。それはもういいの。その・・・汗でびしょびしょだから、その・・・着替えを・・・」 「わかったよ。えっと、あのクローゼットだね」 どこかほっとしたような表情で頷いて、ユージくんがクローゼットへと近づく。 ・・・下着の感触が気持ち悪い。汗でべたべただ。剣道の稽古をしてる時よりも濡れてるような気がする。 特に下の方がひどい。さっきつい漏らしちゃったのかと思ったけれど、それも無理もないくらいに湿っていた。 着替える前にシャワーでも浴びた方がいいかなとも考えたけれど、まだだるさが抜けきっていなかったので諦めた。 「じゃ、ここ置いておくよ」 「うん。ありがとうユージくん」 あたしがお礼を言うと、ユージくんは部屋から出て行った。 ベッドから降りて、着替えるべく服を脱ぐ。案の定、下着は悲惨なことになっていた。 ・・・あれ? なんだろう。 これ、汗じゃないような・・・気のせいかな?
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/91.html
ピンポーン 「はーい」 「おじゃまします」 「うん、はいってよ。タマちゃん」 ~ふたりの時間~ 「ふむっ、んんっ、じゅるるる」 珠姫の小さい口が勇二のモノを吸い上げる、珠姫は熱心に勇二を咥え勇二もまた気持ち良さそうな顔で 自分のモノをフェラチオしている彼女の顔を眺める。珠姫のが舌で亀頭を舐めると勇二は「うわ」っと ふがいない声をあげた。 「タマキ、出すよ」 「うん、んんっ」 射精が近づき勇二が声を出すと珠姫はそのままフェラチオを続けた。 「うっ」 「っ!!ケホケホっ」 「あ、タマキ大丈夫か」 「うん、大丈夫」 勇二の射精に咽た珠姫は口の前に手をやり、口に出された精液をそこに出すと今度はゆっくりとそれを 飲み干した。 「無理に飲まなくてもいいのに」 「今日はそんな気分だったから」 ちなみに、日によっては顔射や体に射精するよう要求してくる日もある。 二人が恋人同士になってから体の関係を結ぶのはそう時間がかからなかった、子供の頃から一緒にいる 分、信頼関係が元から築かれていた事からだろう。そして、今日は勇二の親は外出中ですくなくとも晩 になるまでは帰ってこない。二人はこうしたチャンスを見つけては蜜月の時間を堪能していた。そして この時間の間だけは二人は愛称ではなく本名で呼び合う。 「それにしても、ユウジは一杯だすね」 「ま、まぁね」 定期的に珠姫が抜きにくる為、すっかり自慰をするという習慣が減った為である。そして、勇二は基本 珠姫からの愛撫に対しては特に要求はしない(どうしてもさせたい時は頼む事はあるが)。今回のフェ ラの奉仕は完全に珠姫の気分で行われていた。 「じゃあ、今度は僕の番だね」 「うん」 と珠姫はコロンと横になった。カーテンでしきってはいるものの、まだ外は昼間なので白い素肌を晒し 産まれたままの姿の珠姫がよく見える。 「タマキ………」 「んっ………」 勇二はそのまま体を倒すと珠姫にキスをした、軽く唇を押し当てて舌を弱く動かしてお互い舌を絡み合 わせた。勇二は自分の精液の味がするが、そんなのは気にしない。すぐさま珠姫の味に変わるからだ。 勇二は腕を珠姫の脚に伸ばし、そのまま珠姫の秘所に手を伸ばした。そこはすでに蜜で濡れぬるりとし ていた。 「ふっ………」 勇二はそのまま、中指と人差し指をゆっくりと珠姫の中に沈めていき。そこで軽く指を曲げ、軽く擦り あげた。 「…………!!」 珠姫はビクリと体を奮わせた。が、それでも二人は唇を離さない。いまだ舌を絡ませている、そのため 二人の口角からは涎が少し溢れていた。勇二はそのまま指を動かし続ける、と珠姫は急にシーツを掴ん でいる手に軽く力を込め、少しするとスッと力を抜いた。 「タマキ、イッたね」 「うん」 ようやく顔を離れとツーッ唾液が糸を引き、プツリと切れた。また、勇二が責めていた秘所からも多量 の愛液が溢れてきた。すでに先ほどのフェラチオで体が出来上がりつつあった為、感じやすくなってい たのだ。 「ユージ…」 「ダメ、まだだよ」 と勇二は体を起すと、そのまま珠姫の脚を開いて剥き出しのまま愛液で潤っている秘所に顔を近づけた。 薄い珠姫の茂みがぐっしょりと濡れていた。 「ふぁっ」 軽く吸い付くと珠姫は高い声をあげた。勇二はそんな珠姫を無視するかのようにそのまま舌を伸ばし、 舌先でクリトリスを舐め始めた。そして、勇二はそれだけでなく両手を珠姫の小さい胸に伸ばし可愛ら しいその乳首を摘んだ。 「あっ…んん」 珠姫は脚こそ勇二の顔をはさむようにしているものの、力はそんなに入れてはいない。両手は彼の頭を 掴むわけでもなくそのままシーツを掴んで、なるべく力を入れないようにしていた。その為、時折勇二 が感じやすい珠姫のポイントをつくとそのまま高い喘ぎ声をだしてしまう。 「ジュルッ、ジュッ、ジュルル」 すでに珠姫の秘所に顔を埋めている勇二は珠姫の胸を責めつつ、秘所を舌で舐めまわし吸い付いていた。 勇二の愛撫に珠姫は次第にさらなる高みへ登り始める。珠姫の太ももがプルプル震え始めたのに勇二が 気付くと少し強めに乳首を摘んで、顔を上げた。 「あ………」 珠姫の秘所からピュピュっと潮が噴かれ、その一部が勇二の顔にかかった。 「ん、今度は大丈夫だったね」 「はぁ………もぅ、ユージ。あの時はたまたま……」 以前、こうした時思わず珠姫が失禁してしまい、珠姫の小水が勇二の顔にかかった事があり。勇二はそれ をからかうと、珠姫は赤い顔をしてぷぅっと頬を膨らませた。 「ごめんごめん、それじゃあさ…」 「………うん」 と珠姫は頷くと、両手を秘所にもっていって 「きて、ユージ」 くっと指でそのピンクの綺麗な割れ目を開いた。とろり、と蜜がシートにこぼれ汚した。 「んんんっ………!」 勇二のモノがずぷっと珠姫の中にゆっくりと入っていく、モノ自体は標準男子のそれより少し大きいくら いだが珠姫の体が元々小柄な為、慣れてはいても少しきついように感じられた。 「全部…入ったよ。タマキ」 「うん、ユージの熱いのが入ってるの感じるよ」 勇二は自分を全て珠姫の中に挿れると、そのまま軽いキスをした。そして珠姫に軽く腰をあげる様促すと そのまま、体重をかけて彼女の奥を突いた。 「あんっ」 可愛く珠姫が呻くとキュッと中が締まる。そして、勇二はピストン運動を開始した。珠姫は両脚と両腕を 勇二の腰に絡ませ密着度をあげる。勇二もそれに応えるかのように彼女を抱きしめる。 「ユージ、ユージぃ」 珠姫が囁くように勇二の名前を呼ぶ、勇二はそれを聞くとそのまま体を押さえつけて彼女を蹂躙したくな るが理性でもってそれを必死に押しとどめる。 「うう、ね、ぇ。私、も」 「うん」 と一旦動きを止め勇二が上体を起すと、珠姫はそのまま勇二の力を借りず筋肉の力だけで体を起した。 その為、自然に秘所に力が入り勇二のモノを締め上げる。膣内もぞわりと蠢くため、勇二は思わずイき かける。 「んん……それじゃあ、動くよ」 お互い見つめあい舌絡ませ合うキスを交わすと今度は珠姫が腰を使い始めた。以前として、両手両脚は 勇二の腰に巻きついている為、激しい動きはないがゆっくりとしたその動きは淫靡なものだった。 そして、珠姫は動きながら勇二の首に顔を擦り付ける。 (今日のタマキは甘えん坊だな) 珠姫から与えられる甘美な刺激を楽しみつつ勇二はそう思った。前戯の時といい、今といい今の珠姫は 完全に勇二に甘えていた。そもそも、繋がった時から両脚を腰に絡めるという行為事態が彼女にとって 甘えるという癖になっているのだ。騎乗位もいいが、彼女の香りと吐息を感じられるこの体位は勇二に とって最も好きな体位になっていた。 「タマキ…そろそろ」 「うん、いつでも、いいから」 ザワザワと勇二を締め付けながらも絡み付いてくる珠姫の膣内に勇二は二度目の射精に登り始める。 「私も、そろそろ………あぅっ!」 「出るっ!」 ビュビュっと二度目ながらも勢いよく飛び出た勇二の精液が珠姫の膣内を汚していった。 「あぁ、熱いよ…、ユージのが、ビュクビュクでてるの………」 「タマ、キ…」 二人はそう呟くと再び唇を合わせた。 「今日は、甘えんぼさんだったね」 「だって、最近練習づくしでエッチできなかったから」 勇二の腕の中で丸くなった珠姫はゴロゴロと猫のように勇二の胸に頬を擦りよせた。 あれから結局、後処理をするために秘所から溢れてくる精液をフキフキしていたのたがその都度珠姫が 可愛い声で鳴く為三回戦目に突入し、今に至った。 「そうだね、学校の剣道場は先生達に使われちゃってるからね」 これはもちろん紀梨乃と小次郎の事を指している。あの二人は生徒と教師の壁を越えて密かな交際をし ていて、主に学校の剣道場で体を重ねあっているのだ。以前、勇二と珠姫が剣道場でいたしていた時に 不意に入ってきて大層焦った事がある。(この時は用具入れに隠れてヤリ過ごした)なお、それだけで はなく、勇×珠・紀梨×小次郎・段×都が剣道場に集った事があるのだがそれはまた別の話。 (小次郎達が道場を勇ニと団十郎は男女それぞれの更衣室にいたため、バッティングする事はなかった) 「ねぇ、ユージ」 「うん?」 「好き、大好き」 「僕もだよ、タマキ」 二人の唇が重なり合う、四回戦副将戦が始まろうとしていた。